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2008年6月

057:パジャマ(kei)

深海の宮殿までを案内(あない)する魚柄パジャマはネイビーブルー

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056:悩(kei)

こんなにも小さな悩みゆらゆらと空と海との狭間に立って

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055:乾燥(kei)

強力な乾燥剤をポケットに哭きに行くんだ水無月の森

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054:笛(kei)

あの山へ雲が流れて行きますね さあその笛を吹いてごらんよ

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短歌17

【お題:白】
黒板の端から端に引く白い水平線は夏の始まり
空白の時間を少しずつ重ね透明人間になる準備
コーヒーの豆挽き終えて丸い午後ゆっくり増える私の余白

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053:キヨスク(kei)

真っ白な午後の曳航くらくらとキヨスクで買うミント菓子数多

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052:考(kei)

広がっていく備考欄わたくしを悲しませるには十分でしょう

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051:熊(kei)

一筋の心に歌は生まれ出る熊野(ゆや)の悲しみ揺れるさざなみ

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好きな歌人

歌集をたくさん読んでいるわけではないけれど、水原紫苑さんの歌が好き。
最初に目にしたのは
  
  宥されてわれは生みたし 硝子・貝・時計のように響きあふ子ら

でした。いいなぁ、いいなぁ、と思いました。次の2首も好きです。

  こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし
  針と針すれちがふとき幽かなるためらひありて時計のたましひ  

次は、読んだのは違う時期だったけど、「参った!」って思った歌。

  死ぬるまで愛しあふ鳥 死を越えて愛しあふ鳥 白ふかきいづれ
  あしひきの山百合あゆみいづるかたかがやきゐたり死者の学校

こちらは「うたものがたり」というエッセイに掲載されていて、歌に秘められた物語が書かれている28首のうちの2首。この物語がまた素敵なのです。発想のすばらしさ!!とても魅力的です。

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50首~♪

やっと50首。やっぱりちょっとばかり嬉しいhappy01
ここまで来るのは大変だったかというと、それほどでもない感じ。
もちろん、なかなかできないお題もあったけれど、どうやって短歌にしていくのか工夫するのが楽しかったみたい。
外してしまいたいくらいひどいのもあるけれど、まぁ、そんなことは忘れて……coldsweats01
これからの50首、これまでどおりのペースで進めていけたら、って思ってます。

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050:確率(kei)再投稿

大陸は乾いています穏やかな海が荒海となる確率

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049:礼(kei)

回り道寄り道をした 再会の望みを託す祭礼前夜

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048:凧(kei)

連凧を風に任せて揚げており誰も知らない天空の罠

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047:ひまわり(kei)

ふっつりと消えてしまえば私たちひまわり迷路は明るい真昼

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046:設(kei)

人攫いのような夕暮れ木製のベンチを設置したその日から

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045:楽譜(kei)

大空にきっと楽譜はあるんだよぽろろんと雨音セレナーデ

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044:鈴(kei)

カタコトで伝わるんだね夕暮れのはにかんでいるドイツ鈴蘭

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