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2008年7月

短歌19

【お題:熱】
張りつめた空気を食べる熱帯魚アクアリウムの灯を揺らしつつ
合鍵に触れる指先ゆっくりと薔薇の微熱を下げる五月雨

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70首まで来ました

50首くらいまでは、続けられるかどうか、間に合うかどうかが気になって仕方がありませんでした。継続して短歌を作っていけるのかどうかが、自分でもよくわからなくて。
でも、今、70首まで来て、少々ほっとしています。なんとなく100首できそうな気がしてきたから。
これまで通り「人と似通っていない発想の歌を作る」ということを基本に、あと30首作っていきたいと思います。

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070:籍(kei)

入籍を済ませてきたの街路樹に白い木漏れ日きらきらこぼれ

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069:呼吸(kei)

一本の大樹となって深呼吸ヘリコプターは西へと向かう

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068:踊(kei)

テノールとソプラノ恋はどこまでもフーガのように踊り明かそう

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067:葱(kei)

どんないたずらをしたんだ夕暮れの真中に葱坊主葱坊主

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066:ひとりごと(kei)

すんすんと伸びる真竹に夏の日のひとりごとなら寂しくないわ

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065:眩(kei)

眩暈するような蝉時雨の中は揺れるつり橋私の孤独

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064:可憐(kei)

ためらいは疾うの昔に捨てました野草見つめて可憐な男

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短歌18

逃げ道のない黄昏の中にいて水含ませる焼き締めの皿
わらわらと広がってゆく野焼きの火 真っ正直な男のように
焼きたてのパンにコーヒー黄身二つ身を寄せ合っている目玉焼き

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063:スリッパ(kei)

憂鬱な雨がまとわりつく日には君とお揃い虹色スリッパ

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062:浅(kei)

子どもらの手足と熊手から逃れため息ついた寂しい浅蜊

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061:@(kei)

社会とは@(アットマーク)で繋がってロールケーキが食べたい真昼

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060:郎(kei)

太郎泣き次郎泣き止む夕暮れは数え切れない揺れるたましい

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059:ごはん

外国で暮らせない理由(わけ)その一はほかほか白い炊きたてごはん

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058:帽(kei)

つば広の麦わら帽子やわらかく兆という字によく似た背中

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