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2013年10月

080:修(kei)

キリストの壁画の修復よりもなお長引いている君との修復

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079:悪(kei)

全身をトゲで守って悪茄子(わるなすび)飛行機雲は西へと伸びる

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078:師(kei)

南無大師遍照金剛遠い目をして瑠璃色の沖を見ている

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077:うっすら(kei)

脳の抽斗にうっすらこびりつく二十三年前の失言

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076:納(kei)

乾杯のあとに海風との会話納涼船の揺れに任せて

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075:良(kei)

良心がなくなったのか捨てたのかそれとももともと持っていないか

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074:ワルツ(kei)

とりどりの姿形でチューリップ今日も明日もワルツの気分

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073:史(kei)

中世の城壁を見るスタートは欠伸の出ない史学教室

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072:産(kei)

県名を書けば売れぬと知っていて「国産」並ぶ311以後

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071:得意(kei)

ねぇ君の得意科目は青空科?雲を次々乗せていくよね

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070:柿(kei)

木守柿じっと見つめて私の居場所はいつかなくなっている

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069:視(kei)

気がつけば視界不良となっている救世主は今どこにいるのか

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068:兄弟(kei)

蝌蚪群れる兄弟姉妹従兄弟従姉妹さらに再従兄弟再従姉妹

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067:闇(kei)

暗闇の中を探そうきっとある明日への扉を開く鍵穴

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066:きれい(kei)

横顔のきれいな人よ夕暮れは駅のそばです海の近くの

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065:投(kei)

金属のボールを投げるペタンクのこの青空のパリへと続け

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064:刑(kei)

体面を保つためです刑務所に冤罪の人を閉じ込めるのは

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063:以上(kei)

これ以上追うのはやめる真っ直ぐに最終バスは蜥蜴を運ぶ

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062:氏(kei)

氏素性包み隠さず千年の月の明かりに照らされている

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061:獣(kei)

獣には獣の心ひびき合う人間よりも自由自在さ

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060:何(kei)

ゆるゆるとエレベーターが降りてくる天国にあと何人ですか

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059:永遠(kei)

永遠という字はどこか嘘っぽい西から朝が始まるみたい

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058:秀(kei)

最優秀のマークこっそり外されて普通の人になってしまった

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057:衰(kei)

ワイドショーバラエティーは目眩ましある島国の衰亡の危機

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056:善(kei)

矢継ぎ早に青いニュースがなだれ込むどこにあるのか善悪の狭間

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055:駄目(kei)

コーヒーと紅茶にミルクたっぷりで付き合いきれぬ下駄目なあいつ

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054:商(kei)

黙々と行く隊商に紛れ込む今日の一歩は明日の十歩

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053:受(kei)

受取人不明の手紙携えて海に走って行く泣き女

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052:ダブル(kei)

お日さまの匂いたっぷり籠めているダブルベッドと君の眼鏡と

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051:般(kei)

一般的に言えばすべてが嘘になる鰯雲から鱗一枚

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050:互(kei)

向き合って互いの瞳の奥の奥かすかに揺れるあの日の光

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049:括(kei)

そんなこと一括りにして言われても困ってしまうゴンドリエーレ

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048:アルプス(kei)

待ち合わせはいつもおんなじ風が吹くアルプス洋菓子店二階席

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047:繋(kei)

シリウスをじっと見つめて繋がっている遠距離恋愛のふたり

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046:間(kei)

起床後の十分間のストレッチきっと役立つ日が来るはずさ

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045:喋(kei)

ただ喋るだけで芸だと勘違いしている声が流れるテレビ

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044:日本(kei)

秘密保護憲法改正TPP思考停止の日本人は

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043:慣(kei)

風船は三つ作れば慣れますよ青い空にはトゲがあるから

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042:若(kei)

若干の勝ち目はあるさ夕暮れの中に落とした大きなボタン

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041:カステラ(kei)

瑠璃色のネクタイ風にひるがえりベビーカステラ駄菓子屋の籖

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040:誇(kei)

海際の誇大広告色褪せてホットミルクは妙にやさしい

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