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短歌29

「短歌研究詠草」(『短歌研究』5月号)に、投稿5首のうち下記の2首が馬場あき子さん選の佳作として掲載されましたbar

雨音に紛れピアノを弾いている天上天下唯我独尊
一部始終を見つづけている観世音 湖の陽だまり波の暗がり

ううん、2首。残念ですthink
(少々欲が……)

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短歌28

「短歌研究詠草」(『短歌研究』4月号)に、投稿5首のうち下記の3首が馬場あき子さん選の佳作として掲載されましたhappy01

その先へ脇目も振らず行く君へ一心に漕ぐ真夜のぶらんこ
わだかまりは静かに育つ夕暮れの心の隅に置いた孵卵器
再会を願いつづけて私はいつか一本のヒマラヤ杉

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短歌27

インターネット短歌

【お題:墓】
一叢の明るさ石蕗の花ひらく雨にも揺らぐことなき墓標
狂いだす三半規管小春日のペール・ラシェーズ墓地の敷石

【お題:登る】
登場する通行人はAとB満ち潮なんて僕は知らない
あのときのあなたと私に会うために登って行くの六根清浄

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短歌26

【お題:穴】
数独のマス目をひとつずつ埋める秋の呟き聞く穴惑い
文法の穴埋め問題解いているナイフで削るちびた鉛筆

【お題:競う】
澪消えたあとにひっそり蟠る競艇場の水の傷口

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短歌25

「短歌研究詠草」(『短歌研究』1月号)で
5首投稿のうち下記の3首が、永田和宏さん選の佳作でしたhappy01

淋しがり屋の秋の陽をまといつつじっくり研ぎ上げていく包丁
たらい回しされる妊婦のあと絶たずちゃんちゃら可笑しい少子化対策
未知数は未知数のまま埋まらないすんすん伸びる若竹を見る

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短歌24

【お題:泳ぐ】
昨日まで泳ぎ続けていた秋刀魚 耳を澄まして波音を聞く
これからは自由気ままに泳ぎます人生という個人メドレー

【お題:種】
ぬくもりの種を撒きつつオーボエの奏者が身に纏っていく鬱
野草好きな人が増えれば世の中が変わる種苗店主の持論

【お題:救う】
傷口が寂しがったりしないよう救急絆は透明タイプ
幾重にも星霜纏う斑鳩の救世観音の厚ぼったい笑み

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短歌23

【お題:土】
恋という文字がくらくら土壇場で揺れて見えないあなたの形
上背のある男から消えていく夕焼け空は切ない土曜

【お題:響く】
渋谷スクランブル交差点に立ち靴音ばかり響く夏空
山小屋の眠りは早い一斉に彼方まで響き合う夏星

【お題:十】
スロー画のように少女は舞っている平均台は幅十センチ
伽羅、白檀、黄熟香を聞いている胸にせせらぎ香十徳の

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短歌22

角川書店『短歌』で、今野寿美さん選の佳作になりましたconfident

幸福な時間は逃げていく時間カクテル越しの水平線の

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短歌21

【お題:許す】
許せって?色を深める夕暮れに広がっていくあなたとの距離
柵内に許可なく立ち入るべからず子どもの作っているバリケード

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短歌20

インターネット歌会に出しました。お題は『見えない』。

晩夏との境界線はどのあたり前奏曲となる虫の声

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